太陽光発電所敷地内に設置されている太陽光パネルは、雑草が伸びることにより部分的に影となり、影になった部分が熱を持つことで故障の原因になってしまいます。また、敷地内の雑草を無処理状態で放置してしまうことで、害虫等の住処になり近隣への影響が生じてしまいます。
実際に発生した事例として、雑草処理が遅れたことで毒蛾が大量発生し、近隣の方が被害をうけた事例等もあります。
その他に、雑草は成長が早いため、草刈で対応しても敷地内全ての雑草を処理した頃には、最初に施工した箇所をまた刈らないといけない位伸びてしまいます。
弊社がご提案している、除草剤、植物成長調整剤処理を行うことで、雑草対策ができます。年2回程度の施工できちんとした雑草対策でき、管理費用の削減も可能です。
除草剤処理
メリット
- 雑草を全て枯死させます（根も枯死します）。
- 年1～2回の施工で管理が安易化します。
- 除草剤は農水省登録のあるものを使用します。
- 害虫、動物等の発生を予防できます。
デメリット
- 根が枯れることで土質によってはエロージョン（土壌の崩れ）が起こる可能性があります。
- 敷地内が除草により裸地化することで砂埃等による汚れが発生する可能性があります。
植物成長調整剤
メリット
- 雑草の成長を抑制し、除草剤管理のリスクの軽減ができます。連用することで抑制効果は持続します。
- 年に2～3回の施工で管理が安易化します。
- 除草剤と違い、除草しないことで地熱上昇を防ぎます（地温が25℃を超える場合、1℃上昇するにつれ0.4～0.5%発電効率が低下します）。
- 敷地内の緑地を維持しつつ草刈、害虫等の発生を防ぐことができます。
デメリット
- 雑草の草種によって効果が異なる可能性があります。
メリット、デメリットはありますが、管理面が安易化することで細部にまで手を掛けられるようになり、近隣住人、施設等とのトラブルの回避に繋がり、第一に見た目が良くなることは間違いありません。
管理にお困りの方、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
